浪人失格

恥の多い生涯を送ってきました。徒然なるままに日々の考えを記録していきたいと思います。

麻雀の勉強法(初心者中級者向け)

 

0麻雀やってて良かったこと
1ルールを覚える
2役と点数、マナーを覚える
3押し引きを覚える
4牌効率を覚える
5鳴きを覚える
6ルールに応じた打ち方を考える
7検討する
8メンタル
9オススメの本

 


「教養程度に麻雀を学びたい」という声を聞いたので独り言程度かつ自分の復習のためにまとめて行こうかなと思います。

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「麻雀覚えたい」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。なぜならオレやオレたちの仲間はその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に打っちまってもうすでに終わってるからだッ!だから使った事がねぇーッ

 


麻雀を学びたい、と一言でいっても、いろんな段階があると思いますし、それより難しいのは


「麻雀打てる?」


の「打てる」のレベルがどのレベルを指しているのかがよくわからないし、なんなら僕もまだ全然打ててないなぁ、「なんもわからん」って感じ。


僕が雀荘で働き始めた頃は、とりあえずそれまで友達と打ってただけの自学自習でして、その時店長に「こめちゃんって麻雀の勉強してる?」って言われて現代麻雀技術論というサイトの存在を知りました。スジとかカベとか点数とかはどこからともなく自然と身についていましたが、僕がきちんと勉強しはじめたのはその頃でした。

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そして、普段フリーとかに行かずに、友達とセットばかり打っている人は尚更勉強した方がいいと思います。
みんな初心者からはじめてやってるうちにだんだん上手くなっていくもんなんですけど、「他人よりちょっと上手い」状態にしておくのと、「他人よりちょっと下手」状態にしておくのとではかなり収支が違います。


さて、単に、勝ち負けとか気にせずただ単純に座って打つだけなら、本気で30分勉強すればいけると思います。


といっても、30分勉強するのもダルいという方のために、最初に、オススメする理由を書いておきます。


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0、麻雀やってて良かったこと


・思った以上に競技人口が多い。
学校や塾の先生とやることも出来るし、父や祖父とも打つことができます。


・友達が増える。
新しくAさんという人に出会って、いきなり仲良くしようと思ってもなかなか難しいですが、麻雀のすごいところは、そんな人とも「打ちますか」の一言で知り合える点です。
僕も浪人していたころ、駿台で友達を何人か作りましたが、駿台じゃなくて雀荘で初めて会った友達が何人もいて、そして今でも関係が続いていますし、今年の夏に麻雀の東医体なるものを開いてから、他校の上級生の方から誘って頂くこともありました。
ただ、傾向としてだいたい素行が悪い友達か学年が年齢に対して低めの友達が出来ます。


・生涯楽しめるスポーツ
体が悪くなっても楽しめます。打ちすぎで右手が上がらなくならなければ。

 


逆に、麻雀をやってて悪かったことと言うととにかく時間が溶けることです。

 


じゃあ早速覚えていきましょう。ある程度わかってる人は飛ばしてください。


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1、ルールを覚える


この段階でしたら、とりあえず麻雀豆腐というサイトをオススメします。


https://majandofu.com/mahjong-how-to-play

 

ババ抜きのやり方を知らない人といっても、トランプの存在自体を知らない人に教えるのは難しく、カードの概念がない人に教えるのはさらに難しいですよね。


麻雀って名前だけ知ってる
石ころを使うのは知ってる
4人(or3人)で四角い卓を囲むのを知ってる
……


そういう段階の人でしたら、まずは友達に雀荘に連れて行ってもらうか動画を見るのが楽かなと思います。詳しいことはさておいて、対局風景を1度眺めてみましょう。

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YouTubeでテキトーに検索すればでてきますし、AbemaTVだったりアニメでもいいです。ただ、くれぐれも雀鬼流から入らないようにしましょう(周りから殺されます)

 


手が13枚くらいあって、順番に出し入れしていくこと。たまにポンとかチーとか奇声を発する人がいることを察したら


基本的に同じやつ3枚か並んでるやつ3枚を4セットと、同じやつ2枚の1セットを作ればいいんだなぁということを学びましょう。


これ知ったらもうネット麻雀とかをダウンロードして、コンピュータ相手に打ってみることをオススメします。


好きになってきて、ポンとかチーとかやってるうちに、揃ってるのに上がれないぞ!となることがあるかもしれません。それは役がないからです。
それでは、役と点数を実戦的に覚えていきましょう。

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2、役と点数、マナーを覚える


これも麻雀豆腐というサイトがとてもわかりやすいです。


初心者は無駄に役満ばっかり覚えますが、とりあえず


リーチ、ツモ、タンヤオピンフ


あたりから勉強して(ピンフは実は頭の制限があったりしてムズいです)


七対子、トイトイ、3色、イッツー、チャンタ、その他


と学んでいきましょう。


ただ、ここまできて点数計算のハードルがものすごく高い。他のゲームと比べて異様に難しいです。


https://majandofu.com/rule-score-pointstable

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ここまでやればもう麻雀をうつことはある程度は出来ますし、ぶっちゃけ点数計算できなくても4人のうち誰かができれば大丈夫です。


ただ、自分でやらないと永久に覚えないですし、点数計算をきちんとできないと、逆転条件などが見分けられないので、早めの習得をオススメします。


さて、次はマナーなんですが、とりあえず


・セット(仲間内4人)ならいいですがフリー(3人知らんお客さん)ならできるだけ早く切り、長考するときは「すいません」と一声入れましょう。
・強打、引きヅモはやめましょう
・口笛や三味線(当たりはい〇〇とか言うやつ)やめましょう
・山を前に出しましょう


他に細かいマナーはいくらでもあります


ポンチー時の打牌の順番や、リンシャン牌下ろす、伏せ牌しないとか


https://majandofu.com/manners


とりあえず、友達を誘ってたくさん打ってるうちに、ある程度は染み付いてきます!


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3、押し引きを覚える


麻雀初めてみたものの、勝つ時は大勝ちするんだけどめっちゃ負ける…


という方、押しすぎです。まずは守りを鍛えましょう。
麻雀は4人でやるゲームで、流局をのぞいてもだいたい4回に1回しかあがれません。
4回に1回しかあがれないのに、4回のうち4回勝負して、1回勝って3回負けてたらどうなりますか?


牌の危険度がわからない人はとりあえず誰かに先制リーチされて、リャンシャンテンならほぼ確実に降りてください。それだけで成績は良くなります。


福地誠先生の本に「オリるのは男にとって射精を我慢するようなもの」と書いていた記憶があり、すごくよく分かるのですが、耐えましょう。


この際、初めて学習する人にとてもオススメなのは白鳥プロの押し引き本です。

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競技麻雀といわれるプロ麻雀の世界は、赤や1発ウラ、祝儀がないこともあるため、一般的なルールより若干引きがちですが、引き目くらいだなぁと思うくらいで始めてみましょう。

 


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4、牌効率を覚える


守りをある程度鍛えたら、次は攻めを鍛えましょう。


牌効率の学習では、どういう風に切るのがテンパイに近く、打点があるのかをつきつめていきます。これに関してはウザク氏の牌効率の本をオススメします。

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よくある3444みたいな変則3面待ちや、468のようなリャンカンの形を覚えていきましょう。


慣れてきたらドリルとして、「何切る」をやっていきましょう。

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5、鳴きを覚える


攻めといっても、面前で攻めるのではなくポンやチーなど鳴く技術も必要になってきます。

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そして、相手の鳴きに対する防御についてはうに丸チャンネルの「鳴き読み」は動画でわかりやすいので、授業中とか暇な時に見るといいでしょう。


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6、ルールに応じた打ち方を学ぶ


麻雀にはいろんなルールがあります。
スタンダードな4人うちの半荘戦に対して、その短期決戦の東風。3人うちの三麻がありますし、これらでもかなり押し引きが変わります。


また、ウマやオカ、祝儀比率や枚数、箱下精算、60000点(50000点)終了、西入、途中流局、発声優先、ダブロン……
と様々な条件設定によって打ち方を変える必要があります。


例えば、歌舞伎町ルールとかで祝儀比率を高くして、チップ(赤、1発、ウラ)1枚を、10000点とかにすると
タンヤオ赤2000点をツモるだけで32000点相当。つまり役満と同じな訳です。赤ありの良形はガンガンいきましょう。


僕も、半荘戦ばっかりやってたころに、東風戦をはじめたら麻雀の基準がブレブレになりました。
そして東風始めた後に半荘やったら成績下がったり。天鳳やってたら押し引きが分からなくなったりしました。麻雀なんもわからん。


三麻やチンゲの押し引きに至ってはもはや何がなんだかんだという感じで、この前三麻の戦術本が発売されたので良かったら読んでみてください。


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7、検討する


人間、反省しないと全く上達しません。
ただ、リアルで麻雀打っていると、相手の途中経過や、読みの正誤がわかりにくく、「結果論」しか見えなくなりがちで、長期的に見て正しい選択をしても負けることがあります。


そういう時はネット麻雀で牌譜を見るのをオススメします。


麻雀は「学習」と「実戦」をして、最後に「修正」していくというサイクルが大切で、要するにこの作業です。
麻雀の戦術書といっても、筆者によって雀風が異なるので(メンゼン派でめっちゃ強い人の本とかもあります)全てを鵜呑みにするのはやめましょう。押し引きが中途半端になってボロクソに負けます。


また、牌譜検討以外にもオススメなのは、「天鳳 牌理」と検索すればでてきますが、このサイトで、自分の見た牌姿を入力すると、何を切ると有効牌が多いか判断出来ます。
https://tenhou.net/2/

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そして、「麻雀収支帖」などのアプリを使って、戦績を記録しましょう。
もちろん僕はお金なんかかけてません😅😅😅😅😅😅😅😅、人生をかけて打っているので、以下は誰のかわからない、なにかわからない数字の羅列ですが、こんな感じで記録をとれます。

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8、メンタル


麻雀はメンタルが凄い大切です。
「起きうることは起きうる」し「刺さるときは刺さる」もの。
選択と抽選のゲームなので、明らかに自分が有利な3面待でもカンチャンにまけることはあります。


フリーで熱続行しない。
終わったことは気にしない(間違った選択をした場合は反省はする)。
どんなにタコ負けしてても、オリるべきところはオリる。


麻雀は、毎局基本的に4人のうち1人しか勝てませんから、負ける回数の方が多いわけなので、そんなんでいちいち煮えていたら体が持ちませんし、周りの人にも迷惑です。


僕の2020の目標は「負ける時も気持ちよく」です。もちろん勝ちにいきます。


みんなから呼ばれる、好かれる打ち手になりましょう。

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9、麻雀の本


本はたくさんあるのですが、Kindle Unlimitedで月額1000円程度で読み漁るのが安いです。
それ以上の価値はあります。
これ書き始めると終わらないので、僕が読んだ(あるいは1部だけ読んだ)順に羅列だけしときます。とても影響をうけた本には☆をつけておき、麻雀初心者の方にオススメな本には〇をつけておきます


科学する麻雀
☆勝つための現代麻雀技術論
麻雀傑作何切る300
麻雀傑作何切る301
〇トッププロが教える最強の麻雀押し引き論
☆☆ゼロ秒思考の麻雀
◎これだけで勝てる麻雀の基本形80
スーパーデジタル麻雀
実戦でよく出る!読むだけで勝てる麻雀講座
麻雀勝ち組の鳴きテクニック
☆現代麻雀最新セオリー
麻雀勝ち組の選択
麻雀テクニック
超実践麻雀何切る何鳴く
〇ブラコン女子大生の最短で強くなる方法
麻雀の失敗学
天才雀士3人に麻雀のことを聞いたらバカ勝ちできた
むこうぶち傀に学ぶ麻雀強者の0秒思考
〇論理的思考で勝つ麻雀
麻雀勝ち確システム
麻雀が強くなるための心と技術
多井熱(戦術書ではない)
強者の最新手筋100
◎ウザク式麻雀学習 牌効率
麻雀の二択
鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズム


あと、読んでないけどこれから読んどきたい本をあげときます


データで勝つ3人麻雀
もっと勝つための現代麻雀技術論実戦編
麻雀 魔神の読み
統計学」のマージャン戦術
デジタルに読む麻雀
麻雀 鳴きの教科書
鉄押しの条件
ラス回避35の技術
超メンゼン主義麻雀
相手に対応させる技術
序盤の鉄戦術

自分だけが一生、中1。

今年は初めていとこにお年玉をあげた。
高3と高1のいとこに5000円ずつ。

まぁお年玉をあげる年齢かという感じだし、来年から大学生になる子にあげるのも意味わからんなという感じだけれども、共通の祖父が亡くなって、お年玉その分減っててかわいそうやなという気持ちであげた。

自分はお年玉をあげる立場になるほど大人になったのか。

大人ってなんだろう。

お年玉をあげる側になったら大人?
20歳になったら大人?
お金稼ぎ始めたら大人?
世帯主になったら大人?
文字通り大きくなったら大人?

よくわからん。

20歳を結構前にこえて、経済的にも生活的にも親からはほぼ自立してるし、結構大人な感じもするけども、自分はいつまでも子供だなぁという感じが否めない。

自分より年下のはずの高校球児が年上に見えるし、世界大会やオリンピックで活躍している。小学生の頃テレビの前で眺めてた女優やアイドルも、今や同世代か年下ばかり。

音楽もファッションも興味ないし、就職の話だってどうでもいい。誰と誰が付き合ったとか正直マジで臭いし、ゲームをポチポチしてるほうが楽しい。

 

……😇

 

青年期に、何か、何か自分は習得し忘れていたのではないだろうか。

何か、何か。

お酒やら麻雀やらの大人の遊びをしたとしても、それを見つけるまでは、中1から時間が止まったままなのだろうか。


飼ってるトカゲのことを「子供部屋オジサン」とか馬鹿にするけれども。

自分は子供部屋から外にでたっていつまでも子供なんだろうか。

EがD

青空に向かって
僕は竹竿を立てた
それは未来のようだった

(「未来」谷川俊太郎)

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自分の体がいうことをきかないというのはとても怖いことで、そういう症状が出る病気もいくつか学習してきましたが、他人事ではありません。

なんのこととはいいませんが、ナニというか、谷川俊太郎氏の言うところの竹竿を、俗に息子と形容することがあります。

僕は結構この表現を面白いなぁと思っています。先日、元農林水産省事務次官が息子を殺害してしまったというショッキングなニュースがあり、クソ放蕩息子であるところの僕にも他人事ではないなぁと怯える毎日ですが、息子とはだいたい「思い通りにいかない」「いうことをきかない」ものでありまして、自分の体の一部であるものを息子という形で認識することによって、主体である自分からそれを客体として分離することができるなぁと思いました。

つまり、主体「見るもの、知るもの」としての自分と、客体「見られるもの、知られるもの」としての息子に分割するということです。

見られるものといっても、あまり自分以外に見られることのないように大切にしまっておきましょう。


さて、ある多重人格者がいて、自分の別の人格が自分の体を使って犯罪に走った場合は責任能力がないと見なされ免責あるいは減刑になることがあるとは思いますが(知らんけど)、やはり、竹竿が立たなかったからといって自分が責められることになるのでしょうか?

もちろん、今まで通り一般的に考えると、竹竿は自分の一部であるので、機能しなかった場合は本人の責任である。

と考えるのが通説かと思いますが、今回のように、竹竿を息子として考えることによって、自分の体の一部を客体化することができ、主体に責任がないというようには考えられないだろうか?

つまり、竹竿を立てられなくても「僕」の責任ではないのかもしれない。

もちろん、普段の生活習慣によって竹竿くんの健康状態も変わってくるので、そういう意味で責任はあるでしょう。
息子はいうことを聞かないもんだし、罪を犯すかもしれない。そういう場合に監督責任を親が問われるのはまぁわからなくはありません。


まぁ、なんというか、物を干すこともできない状態の竹竿に追い打ちをかけるのは可哀想なのでやめましょう。

ところで、高校の時に英語の授業の発表があって、そのときになんでか分かりませんがリンカーンについて話しました。

リンカーンについて何を話したかは忘れましたが、人々は無限の力を持っているという話をしたことだけは覚えています。
どういう意味で無限だったかというと、男の玉のなかには何億ものーーーそして大半は無念に散るーーー種がありまして、広瀬すずの種もあれば、リンカーンの種もあるかもしれない。
僕はこれをHOPと呼びました。HOPとはつまりHidden Offspring Power(隠された子孫の力)であり、秘伝の力であります。

このHOPをもっていたって、EDやDTの場合は効果は発揮できず、そういう意味でのH


男子校のころはみんなあんなに元気で、周りの男はみな猿並でした。

しかし、仲良い高校同期の友達で飲みに行った時に驚くべきことを知りました。

一人が自分の竹竿の不調を訴え始めると、8人ぐらいいた中で4人ぐらいが実は…と打ち明け始めました。

かなり多いなぁと思うとともに、中高時代いつも大きさを自慢していた人も21歳にしてバイアグラ商人と化していましたが、やはり若い場合は機能的にというよりかは精神的な原因が多いようです。

もちろん、精神的なものなので周りから言われるとさらにダメになってしまいますし、少しずつセイコウ体験を積んで自信をつけていくしかありません。暖かい目で見てあげましょう。

逆に中高のころに「俺まったく性欲ないんだよね」といっていた友達は、なんと中高時代1度も発電したことがなかったということを、大学になってから始めて打ち明けられましたが、今ではなんなら元気な大器晩成型HOPもいました。

 

 


寒い時期ですが、みなさんが健康になりますように。

 

 

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青空にむかって
僕は竹竿をたてた
それは未来のようだった

きまっている長さをこえて
どこまでもどこまでも
青空にとけこむようだった

(「未来」谷川俊太郎)

地球は大きな亀の上

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ガラス戸から外を眺めると、台風のせいか木が荒ぶっていた。枝を上下にぐわんぐわんと揺らし、葉っぱを周りに撒き散らしていた。

普通の場合はそれを見て

「ああ、風が強いんだな」

そう思うだろう。
風が吹いていて、それによって木が動かされているんだから。

でもよく考えてみると、室内では風なんて吹いていないし、そう思えるのは単に自分の経験によるものなのかもしれない。

少し思考実験。

一生室内で過ごしている人間がいたとして、外の木を見てどう思うだろう。

「めっちゃ暴れている!」と思うだろうし、木が動物であると信じるかもしれない。

そう考えて、目の前の木を眺めてみると何だかとても恐ろしくなった。

もしそういう子が外に出て、風というものを知ったとしても、「風で木が揺れている」というよりかは「荒ぶった木がとてつもない風を起こしている」と思うかもしれない。

もしそこが砂漠で、身の回りに木なんかなかったとしても、どこかでとても巨大な世界樹だとか、雲の上に住む神様が怒って風というものを発生させているかもしれない。

逆に、そうじゃないと言いきれるのはなぜなんだろうか。僕は分からなくなった。

慣れや知識によって生活は楽になるものの、思考の幅は狭まってしまっている。

ニーチェ、少年革命家ゆたぽんとやってることが変わらない

自己紹介。

自分というものは、自分が1番知っているようですが、言語化するのは案外むずかしい。自分に関連する多くの時間を過ごしているからといって、客観的に見ている時間はかなり短いもので、自己分析がうまい人間はある種の才能を持っているのかなと。

「鼻毛出ているよ」というのは割と他人に指摘されて気づくものなのです。

さて、今日はなんとなく本を買いました。

フリードリヒ・ニーチェの「この人を見よ」という本です。

この人って誰?って思いますが、ニーチェのことです。
ニーチェの代表作といえば「ツァラトゥストラはかく語りき」という本ですが、これは超人ツァラトゥストラという登場人物を用いて自分の考えを出版したものです。

自分をツァラトゥストラに代弁させたり、「この人」なんて第三者的な目線で見れるなんて、客観視や表現が上手いんだろうなと思ってなんとなく購入。

本の内容紹介はこんな感じです。
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本書はニーチェ発狂の前年に成った最後の著作である。〝この人〟とはニーチェ自身を指し、本書では自らの著作と思考の全体について、彼が時代とどう対決し、個々の著作はどういう動機によって書かれたかが解明される。価値の根本転換を説くニーチェの思考の到達点が簡明に語られているので、ニーチェ最高の入門書として、また風変わりの自伝としても読むことが出来る。
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目次を開いてみてびっくり。

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目次

なぜ私はかくも賢明なのか
なぜ私はかくも怜悧なのか
なぜ私はかくも良い本を書くのか
なぜ私は一個の運命であるのか
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お、おう。
すごい自己分析本だなぁと思って読み進めてみる。

 


読んでて最初にほーんってなったのはこの部分。
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p20
ところが、典型的に健康な人間にとっては、反対に、病気であることが生きること、より多量に生きることへの強力な刺戟にさえなり得るのである
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普段健康な人にとっては、たまの病気は人生のスパイスらしいということか。納得。

 

 

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p29
私は乱暴ということをあまり見下げてもらいたくないと思っている。乱暴とは抗議の最も人間的な形式であることにおいて際立っており、ものみなすべて惰弱化ふる傾向の只中にあっては、われわれの第一級の徳目の一つである。
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んー、たしかに。でも徳目は言い過ぎな気もする。

 

 

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p32
仏陀の「宗教」は寧ろ一種の衛生学と呼んだ方が、キリスト教のようなあんな哀れむべきものとの混同をさける為にもかえって良いのだが、この「宗教」はルサンチマンに打ち勝つことをもってその功徳とした。つまり、魂がルサンチマンによって左右されないようにすることーーこれが病気からの回復への第一歩なのである。
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ニーチェはバチクソのキリスト教アンチなんですが、仏教についての解釈はここで知った。仏教を衛生学と捉える見方は面白いなぁと思う。生活規範とかメンタル術として見れば仏教というものはかなり特殊なものに思えるかもしれない。
彼いわく、ルサンチマンとか恨みつらみは体に悪いらしい。なんか内臓で変な汁が出るからとか書いてたけど本当かは知らん。ストレスが体に悪いのはガチなんかな。
仏教はそういう俗世のしょうもないいざこざとバイバイして解脱するもんなので、彼的に評価が高いのかなぁ。

 

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p33
自己自身を一個の宿命さながらに受け取り、自分は「別様で」ありたいなどと思わないこと

p34
戦いとなるとまた話は別である。私は私の流儀に従って戦闘的である
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あ、割と戦うんか。なんか喋り方がイキリオタクみたいやな。そして、戦う時には彼なりのルールがあるらしい。以下に続く


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p35
第一条 、私は勝ち誇っている事柄にだけ攻撃を仕掛ける。
(中略)
第二条、私は同盟できる味方が見つかりそうになく、自分は孤立し、ーー自分ひとりが危険にさらされる場合にだけ攻撃を行う。
(中略)
第三条、私は個人を決して攻撃しない。
(中略)
第四条、私は個人的感情の食い違いなどが生じない案件、いやな目にあったとかあわなかったとかいう背後事情を、持たないような案件だけを攻撃する。
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めっちゃ逆張りオタクやんけ!
ちなみに、第一条に関しては、喧嘩売る相手が調子に乗るまでは黙って待っていて、波に乗ってきた瞬間叩くらしいです。

ほんとニーチェって陰湿だな


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p36
攻撃するということは、私の場合には一種の好意の証なのであり、ときには感謝の記しだといってもよいのである。(中略)私がそれらの味方なのか、はたまた敵なのかーーそういうことは私にはどっちでも良いことなのだ。私はキリスト教に、戦いを挑んではいるものの、キリスト教の側から災難や妨害を加えられた覚えがないからこそ、戦いを挑む資格が私にはあるのだと考えている
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といいつつなんか最後に釈明的なことを入れている。なんか良くないと思うんだよね。
漫画の敵キャラで実はいいやつだったみたいな展開が1番苦手。敵は敵でい続けてくれた方がかっこええな。

 

 



ニーチェの発想といい、結局台頭する人間って周りと別のことをしている人間なんだよね。いい目立ち方にしろわるい目立ち方にしろ、擁護する信者や叩くアンチが湧いて、少年革命家ゆたぽんのYouTubeチャンネル登録者数は増える。

 

そんなこんなで、「なぜ私はかくも賢明なのか」の章を読み終えたところでこの本を閉じることにした。

なぜなら僕もまた逆張りオタクだから、ニーチェの思い通り最後まで読んであげるのは腹が立つからだ。

ADHD健康法

1月末、寮を出たころ50キロぐらいだったのに、最近ふと体重計にのったら56キロ。

身長に対しては全然まだ痩せてるけれども、野菜全くくってねぇし期間的にもあまりいい太り方ではないなぁと思いつつ、夏までに痩せると意気込む新井さんを尻目に、この増え方はあんまりよろしくないなと思うこの頃。

 

ところで僕は待ち合わせをするときに、時間ギリギリorちょい遅れになりがちで、いつもどこかしらで走ります。

すぐ出れば待ち合わせ時間の1時間以上前に着きそうな余裕のあるときでも、ゴロゴロして、結局駅までガチでダッシュします。

ガチでダッシュして間に合うという経験をつむと、その時間に出ればなんとかなるということを悟って、その時より早い時間に出る気を失うのです。

そのため次からも同じ時間か、またはさらに遅い時間に出発するようになるのでまたしても走ることになります。

そうすることで、慢性的に運動不足になりやすい現代社会で貴重な運動の機会を得ることができるのです。


みなさんも始めましょう!

 

オタクのバックはなぜ重い?

思えば、無駄にカバンが重かった。
中高のときは特にそうだった。

当日使いもしないテキスト、読みもしない本、充電の切れた3DSとvita、小さいボール、大きいカラーボール、そしてボールの空気入れ。

何よりも、あらゆるポケットや底の部分にはぐちゃぐちゃになったプリントや、謎の風化したレシートやお菓子のカスがたまっていた。チョコレートがボロボロになったカスは捨てるのがとても難しい。

無人島に持っていくなら何をもっていく?」という質問は有名で、植物図鑑だとか、ナイフだとかいろいろあるけど

(注 脳内が多動症なので以下この話の続きは一切出てこない)

あ、そういえば無駄に十徳ナイフを持ち歩いてたなぁ。小学生のときは制服の内側にハサミを入れて「護身用」とかイキっていたことを思い出して頭が痛くなってきた。

カバンが終わってるのはそれはそうとして、筆箱の中とか特にひどい。まずなんでペンがバラバラに分解されているのかわからないし、シャーペンの芯はなぜ飛び出てボキボキに折れているのか。使いたい時にインクは出ない、ゴミみたいなボールペンがたくさん入っていた。
誰のかわからないシャーペンも入っていたし、それはまぁ今でも使っている。てか中学以降シャーペンを購入した思い出が2回くらいしかないんだけど、両方とも秒で無くして悲しくなった。誰かが使ってくれてるとまだいいんだけどなぁ。
筆記用具はまだいいとして、高校同期が提出期限逃して出せなくなった検尿とかその他ノリで貰ったものの捨て時がわからないものが詰まっていた。
あと高校2年まで使っていた筆箱は、小学5年のときから使っていたやつで、昔自分で「ファスナー、チャックの部分切ったらどうなるのかなぁ」と思ってハサミで切って以降閉められなくなっていた。ここからボロボロ用具が落ちて、カバンの「地層」へとなっていくわけだ。


さて、オタクというか、僕という生物は割と物が捨てられない性格なんだなぁと思う。

それに対して兄は結構断捨離マンである。

小学校のときにお小遣いでコツコツ買っていたマンガを部屋に置いていたら、高校生の時に邪魔とかいうことで断りもなく兄にBOOKOFFで勝手に売られたときは「一冊一冊に思い出がある、○○の○巻は西日暮里で買った」とか号泣して「買い戻せば許されることではない」と怒っていた。

結局スネたので売ったお金も本も戻ってこなかった。

んー。たしかに断捨離できないのは良くないことではあるけど、しすぎるのも良くない。結局中庸がbetterなんよな。

兄はやはりそういうところに執着がないから単位も断捨離して留年してしまったのではないかと考えると、「こだわる」ことを忘れてはいけないなぁと思った。