浪人失格

恥の多い生涯を送ってきました。徒然なるままに日々の考えを記録していきたいと思います。

3月10日、目黒の夜をゆく

今日はめずらしくバイトを休みにしていました、今週一週間は毎日なにかしら麻雀をしていたので、しばらく頭を休めようかなと。

何もない日っていうものは素晴らしい。

ある日に用事をいれたとする。例えば次の日が学校だとか。そうすると、その前日は「明日○○の用事がある」という懸念を抱えたまま生活するので、予定をいれた日だけでなくその前日も結構渋くなってしまう気がしません?

昨日の夜は「明日なにもないんだ」という開放感の中、飯を作り、酒を飲み、寝た。

起きたら11:30、それでも僕は幸せだった。

寝違えていた。トカゲの水槽の電気をつけて、ベッドでゴロゴロ。

そうこうしているうちにTwitterを開いたら、東大の合格発表で、そうか今日は3月10日だったかなと。

レミオロメンの曲に「3月9日」という曲があって、あの曲はたしか卒業ソングみたいな感じだったと思いますが、「3月10日」というと、そんな感じで、東大受験者にとってはある種の節目であり思い出が想起されるものなのでしょうか。

絶対受かってると思ってた後輩が落ちていた。悲しい。

そういえば自分が受験落ちた時、実は現役のときは前期千葉医しか受けていなくて、沖縄の国際通りでちんすこうを齧りながら「いまからネットで合格発表見るから、顔見て合否当てるゲームしようぜw」などとほざきながら無事不合格。浪人をバチコリ決めて行った。

ヒューヒュー。

沖縄の市場のおばさんに声をかけられて、「人生長い」といわれつつ、ホテルにかえってちょっとしんみり。

その時沖縄に一緒にいたメンバーの8人のうち6人は東大受験だったので、まだ結果は出ず。

実家に帰って、僕はコタツで3/10の正午を迎えました。友達の不合格を願うことはありませんが、合格を心から祝えたかというと、難しいものがあり、他人の合格を祝えるのは、合格した者の権利なんだなぁと思った。

E判定だった高校同期が東大に受かっているのが目に入ってきて、Twitterのアカウント名の後ろに「UT」とかつけたり、「負けに不思議の負けなし」と不合格者を煽るツイートをしていた。

 

さて、そんなものはもはやどうでもいい記憶。

 

その二年後の今日というと、ダラダラ春休み起きてきて、ベッドの隣には信頼できる彼女と、信頼しかねるトカゲ、そしてカサカサうるせぇ餌のコオロギ。
クックドゥホイコーローを作って、映画を見ていると急に眠くなってお昼寝。

高校同期のサトウマサヤくん(仮名)に、目黒ハウスに呼ばれて、Mリーグを視聴、結局また麻雀の対局見てるやん、麻雀から数日離れたいとはなんだったのか。

(ちなみに、ここまでが3/10に書いてた内容で、ここで飽きて放置していた。ここからは3/19に書いてる内容)

この数日前、彼はベネチアにいた。ベネチアにいたところ成績開示で自身の留年を知ったのに、なぜかヘラヘラしててすごい図太いなぁと尊敬した。

彼の同居人は「スペインに生まれてスペイン語が喋れるだけの無能」「俺は東京大学の学生」と主張していたが、彼はその無能によって「1回休む」のマスに止まらさせられてしまったようだ。

僕は彼が大好きで、高校同期の星だと思っていて、なんなら中学卒業の時点で大学の学位を授けるに値すると感じていたので、なぜ飛び級どころか留まることになってしまったのか、周りの見る目がないなぁと評せざるを得ない。

バチェラーとかいうクソ番組があって、イケメン金持ちの男性に、20人だか25人だかの結婚希望の女性がむらがって、その中から一人が選ばれるみたいな感じなんですけど、その中で選ばれなかった女性は、基本的に「幸せになってください」とか「頑張ってください」みたいなことを言っていた。しかし、一人「あなた見る目ないわね」って言って去っていった女の人がいて、ああこういう態度好きだわ〜ってなった。

その時は東大の対応にイライラしてましたが、今となっては彼を評価できる人が評価すればいいんだなぁと思って納得しました。東大は見る目がない。小さい子にわざわざワサビを食べさせる必要はないし、美味しいと思う人だけが食べて、それを味わえばいいんだなって。

ちなみに僕はワサビがそんなに好きではありません。なんでこの例を出したのかというと、なんでだろう。


ラーメン二郎に行きたい人は行けばいいし、行きたくない人に無理に勧めることはしない。けれども僕もサトウマサヤくんも「わかる人」であったので当然二人でラーメン二郎目黒店に行った。

ラーメン二郎の空間は基本的に「わかる人」の空間であり、店の衛生環境とは裏腹に大変洗練されていた。

腹を満たして中目黒まで歩く。彼の四月からの新しい住処は中目黒にうつるらしくて、その下見に付き合う感じだった。

そこでいろんなことを話した。

さて、この日のMリーグはというと、最強最速の多井プロが六巡目に大三元を放銃してしまい、麻雀は怖いなぁということ。麻雀やってると「起こりうることは起きる」っていうのをすごく実感する機会が多くて、まぁ印象が強かった場合だけ記憶に残ってるだけなんでしょうけど、割と起きるんだよなぁ。一寸先は闇かもしれなくて。

僕はまぁ将来テキトーに医師免許を取って馬車馬のように働くという道があるから今みたいにダラダラしたり麻雀したりできているけど、実際そういうものがなかったとしたら同じように出来ているのかというとわからないなぁと思った。

この年の嫌なところであり、また面白いところである「将来の話」というのは難しい。

僕は何歳になってもスマブラの話だとか、昨日読んだ漫画の話とかでいいのに、最近になって現れた特大ジャンル、将来の話。

僕は一浪しているから一年ずれているけど、同期の文系だともう次は3年生で就活のこととかを考えなければいけないらしくて、そういう話を聞くとちょっとキツい

彼はこんなことも言っていた。高校同期から毎月5000円貰えばそれだけで月収80万円だよな、みたいな。


それぐらい世の中簡単にならないかなと思った、3月10日の夜。

オチはなく、星も見えない目黒の夜からは、微かに春を感じることが出来た。応援しているで、サトウマサヤくん。