浪人失格

恥の多い生涯を送ってきました。徒然なるままに日々の考えを記録していきたいと思います。

雀荘バイトのススメ

僕は今年の三月まで、雀荘でバイトをしていました。場所はというと、渋谷。

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渋谷の道路のアスファルトのテカテカが吐き捨てられたガムであったことを知った時、僕は人間というものに吐き気がした。

なんでそんな渋谷で僕が働いたのかというと、友達の家が目黒にあったので通いやすいからです。

最初に結論を書いておくと、雀荘バイトはone of the 素晴らしistバイトs だと確信しています。

僕は実はそれまで単発でないバイト経験はなかった。しかも一生そういうものをするつもりがなかった。大人になって余裕で何倍も稼げるのに、若い時の時間を使ってまで小銭を稼ぐ意味がどこにあるのかということです。

そういう僕がじゃあなんでバイトしたのかというと、お金を稼ぐためというよりかは、ただ単に遊ぶためだとか、おもしろそうだったからとかいうそういう理由です。

パパーっとメリットデメリットについて書いて、その後に詳しく行きましょう。

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メリット
・職場の人間関係がすごく明るい
・勝つと嬉しい
・負けても基本給があるからそんなダメージはない
・いろんな人と打てるので麻雀が楽しくなる
・マナーがとても良くなる

デメリット
・態度悪い客がほんとに腹立つ
・基本給が最低賃金(まぁ昇給はある)
・店員もゲーム代金払わなきゃいけない
・普段打つ時のマナーが反動ですごく悪くなる
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[業務内容について]
①麻雀をうつ
まず、雀荘には「セット」と「フリー」という入り方があって、セットは4人(ないし3人)のメンツを客が揃えてお店にやってきて、雀卓を貸して仲間内でうつという方式。フリーは知らない人達が個人でやってきた知らない人同士で卓を囲むという方式。
セットは勝手に麻雀やっておくだけなので、雀荘店員が参加するのはフリーの方の卓です。麻雀は4人いないと出来ませんから(三麻は除く)、その空き員補充として入るわけです。
そのなかでも<本走>と<代走>があります。
本走は、そのまま最初から最後まで自分で麻雀をうつこと。代走は、お客さんがトイレとか所用で抜ける時に卓が止まらないように代わりにお客さんの立場でうつことです。代走中に放銃(だれかにふりこんでしまうこと)すると、お客さんのカード(という名のお金)でお支払いすることになるので、申し訳ないです。慎重に打ちましょう。
他には、最初は本走でうっていても、お客さんがあとから来れば代わらさせられることがあります。目安は東風中で20000-30000ぐらいで、トップが離れすぎていなければ代わらさせられます。
②ドリンクやフードの提供
注文が入ったらやります
③清掃
卓の清掃はもちろん、牌の清掃もやります。牌の清掃は「洗牌」というもので、これが上手く出来るとカッコイイし、友達の前でも自慢できるのでイイです。
④レジ周り
レジ打ちをしますが、僕はあまりこの辺はやっていません。
⑤声出し
フリーの卓で何が起きた時に応援します。「リーチ入りました、頑張ってください」とか「南入です、後半戦も頑張ってください」とか。
⑥ラスト取り
半荘が終わった時にゲーム代金をもらいにいって、次のゲームが始められるようにします。


[給与について]
変動です。僕の場合、最高の時が時給2082、最低の時が時給「マイナス」483円でした。

「変動?は?と思うかもしれません」

どういう仕組みになっているのかというと、基本給があって、それは最低賃金958円、交通費は出ませんでした。
そこから麻雀の勝ち負けで給料が上下するわけです。「あれ?お金賭けてね?犯罪じゃん!😡😡」と思うかもしれませんが、大丈夫です。

僕らが取引してるのはお金じゃなくて、「1000」とか「100」とか書かれているカードです^^
なんか1000円わたすと1000という謎の貴重なカードがもらえて、そのカードをわたすと1000円くれるおじさんがいるらしい!そんな店です^^

まぁ実際、パチンコ屋もパチンコで交換した景品を謎の古物商が取引して現金にしてくれるという設定なわけですし(だからパチンコ店と古物商は別の店舗扱いになっている)、風俗店だってたまたま客と嬢が自由恋愛をしてしまう設定なわけですし(だから風俗嬢は性病になっても労災は下りない)、世の中にはガバガバな営業許可がまかり通っています。
実際雀荘にも、風俗営業許可証がデカデカと貼っています。

そんな感じで、仕事を始める度に1万単位の「カード」を借りて、仕事を終える時に増えたか減ったかする「カード」を返します。この麻雀給を「アウト」と読んでいます。それと基本給で考えて、その日の給料が決まります。
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じゃあバイトの給料の期待値が958円かというと、しかしそれは罠で、ゲームが1回40分ぐらいで終わって、ゲーム代がだいたい350円かかります。
だから、ずっと麻雀をうっていると、給料の期待値が時給433円になるわけです。といっても、雀荘にうちに来てるお客さんは時給マイナス525円でうってるわけですから、雀荘のメンバーはかなりありがたい立場にいます。

そう考えると、お金を稼ぐためには
「麻雀をうたないのが一番いい」

ということになります。もっとも、麻雀がとても強い人であれば、麻雀給の期待値がプラスなので、麻雀をたくさんうった方がいいのです。

あるバイト先の先輩は
「そこにお金が落ちているのになんで拾いに行かないの」
といって出走(メンバーとして麻雀をうつ)していきました。カッコイイですね。

しかし、雀荘のメンバーはある程度強いといえども、客も常連さんともなれば相当強いので、ゲーム代以上に麻雀で勝つ、つまり「アウト」をプラスにする、さらに簡単に言うと、麻雀給をプラスにするのはかなり難しい。僕も流石に時給がマイナスになったのは1日だけでしたが、六時間の勤務で15000負けて基本給の6000ぐらいと合わせても時給マイナス1500とかになってた友人もいます。


まぁお金を稼ぐためにバイトするなら、ほかの職業をやった方がいい。家庭教師とかやれば時給2000-5000ぐらいは出るんだから。
結局、遊ぶためにバイトしてるんなら、たくさん麻雀うった方がいいんです。
僕は結局勤務時間139時間のうちに105半荘ほどうちました。

ちなみに、麻雀をうちたいなら平日の朝にバイトをいれると良いです。休日や金曜日の夜はお客さんがたくさん来て、フードやドリンクの提供とかで忙しいので出走できる回数が減ります。
しかも、僕がいた雀荘は待ち時間ならスマホいじっててもokみたいな感じだったので、平日の朝とか客が来なくて2時間スマホいじってたら2000円貰える。みたいなこともありました。

結局、麻雀:スマホ:立番(清掃とか)の時間の比率でいうと5:2:3ぐらいの比率でした。


麻雀というのは、いっつも身内でうってると傾向が分かってしまってうちかたに偏りが出てしまうので、知らない人と打てる経験というのは勉強になるし、マナーが良くなるのも大変ありがたいことです。

しかし、しかしですね。ここで一番雀荘バイトの酷い部分をご紹介します。

「「ウザイ客がクソウザイ」」

ということです。もちろん、優しいお客さんが大半なんですけど、ずっと舌打ちしてくる客とかうちかたに文句言ってくる客とか本当に早く帰れって感じです。いやマジで帰れよ。遊びに来てるのにイライラするぐらいならそもそも麻雀やめろよ雀カスとも思いました。

バイト中に何度も「帰れよ」と怒鳴って、雀荘バイトをやめて僕も帰ろうと思いましたが、なんとか耐えました。

雀荘バイトのクソなところはここに尽きると思います。というか、多分ほかの飲食とかのバイトでも客にイライラすることは多いでしょう。そして、僕も自分では気付かないどこかで、店員の方をイライラさせてしまってるんじゃないかなぁと思って反省しました。

バスから降りる時は乗務員さんに「ありがとうございました」、飲食店を出る時に「ご馳走様でした」を言うようにそこらへんは小さい頃からしつけられていたのはいいことだったなぁと改めて思いました。

 


お客さまは神様か?


いや流石に、平日の昼から雀荘に来るような人間が神様だったら、世も末だ。😅

 

 

 

 

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お詫びと訂正。

性風俗嬢が自由恋愛だからセーフというのは俗説で、普通に摘発されたらアウトで、黙認されてるだけみたいなもんらしいです。(http://557dg4.hatenablog.com/entry/2017/05/01/172000)