浪人失格

恥の多い生涯を送ってきました。徒然なるままに日々の考えを記録していきたいと思います。

誰かへ捧げる浪人総括〜第5章 受験校選び〜

昨日の投稿を終えた時点で、まぁ見えるところでベラベラ喋ってるからか、カナムラさんからダメ出しをされました。実はガチギレしてるわけではなく、ただただめんどくさかったらしいです。逆にそっちの方がキツいっていうね。
世の中の人達が勉強に対する浮気に忙しい中、僕は本当に暇だったので、僕のように暇な人間は、忙しい人達から見てめんどくさい存在だったのかもしれません。めんどくさい勉強以上にめんどくさい認定されるのは辛いですが、これもまた人生。

そのうち、というか既にブロックされているであろうので、弁解の余地はありませんし、特にするつもりもないです。なんというか、その、悲しいね。

他にはというと、いままでブログはTwitterの鍵アカウントで晒してたので、一記事あたりせいぜいアクセスが200-500とかだったんですけど、最近は鍵をかけてないアカウントで垂れ流しているので、昨日から今日の朝9時にかけて5000アクセスぐらいされていて、嬉しいなぁという気持ちと、親に見つかると渋いなぁって気持ちと、アフィリエイトしとけば1日で1750円ぐらいは貰えたんだなぁっていう気持ちが混ざってます。

まぁ、僕は僕の記録がしたくてやっているだけなのでアフィリエイトはしません。

また、自分のために書いてるとはいえ、普通に後輩だったり、先輩だったり、友達だったり、あるいは知らない方々だったりに面白いと言ってもらえると、嬉しい気分になります。ありがとうございます🙇‍♀️

その中で、気になるツイートを見かけました。

「すごく感銘を受けた。でも、このブログの筆者天下の筑駒だから憧れて真似したら自分は死ぬのだろうな。」

という浪人の方からのツイートでした。読んでいただけて嬉しいです。ありがとうございます!

ここから話を発展させると、予備校では出身校によって「逆差別」をうけることがあります。
駿台で友達を作ろうと思って四月に話しかけたとき、その人は筑附の人でしたが「え?筑駒に浪人生なんかいるんだ」と言われてすごい傷ついて、予備校で友達なんか作るのやめようかなぁと思ったことがありました。

こんな感じで、言っている本人は相手を褒めているような気分かもしれませんが、こういうのがバイト先とかでの「東大生なんだからこれぐらい出来ろよw」みたいなのに繋がるのかなぁなんて思いました。

たしかに僕の母校の集団は賢い人が多いですが、「筑駒か、強い」とか言われた後に僕はいっつも「浪人してる時点で強くないよ、筑駒生じゃなくて同じ駿台生だよ」と返していました。

ただし、ここには罠があります。僕は駿台生と言うよりかは、実質たまに駿台に出没する宅浪生ですから。周りからは良く「レアキャラ」と呼ばれていました。

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第5章 受験校選び

私立といってみなさんが思い浮かべるのは早慶でしょうか。そこら辺の大学は2月の半ばとかなので、驚くかもしれませんが、私立の医学部の受験は、早いところだとセンター試験の2日後とか、要するに1月の半ばからはじまります。

この話を始める前に、僕の志望校決定までの流れを伝えておかなければなりません。


〜国公立編〜

まず、僕には東京にたくさんのいい友達がいます。彼らには当然数千万円でも買えないぐらいの価値があると僕は真顔で思っているので、仮に医師免許が取れるからと言って地方の医学部に行こうとは全く思いませんでした。じゃあ僕が地方の医学部をうけるとしたらどういう時かというと、ガチ恋した女の子が受ける場合ですね。それで北海道とか沖縄になったとしても、ガチ恋した末なら僕は後悔しないので。恥の多い人間だからこそ、後悔だけはしない人間です。

実際去年は千葉を受けましたが、「好きな女の子が受けるから」以外に志望理由はありませんでした。といっても、千葉の面接は特殊なので志望理由とか聞かれないんですけど。

さっきの章でガン萎えした僕は、東京の大学を受けようかなぁと思って、それなら友達がたくさんいる東大がいいなぁということで前期試験は東大を志望しました。
科類はというと、別に理1でも理2でも秋OPを除いてA判だったのでどっちでも良かったんですが、去年たくさん「理2なら受かってたのに、、」っていう点数で理1落ちて浪人している友達を見てきたというのがあって、理2にしました。たまーに同点ぐらいの年もありますが、基本的に5-15点ぐらい理2のほうが最低点が低く、それに加えて、よく知りませんが科類ごとに採点方法が違うらしくて理2はゆるいらしいです。
科類の違いがあんまりわからない人に説明しておくと、といっても僕も東大生ではないのであんま知らないですけど、理1が基本工学系、理2が基本生命系という感じです。
理1は、理III→医学部か文1→法学部以外では進振り最強と言われていて、工学部とかに行きたいなら理1を受ければいいんですけど、僕は法学部に行きたかったので理科→法学は別に理1でも理2でも底点が変わらないので、わざわざ理1で受けなくてもいいかなぁという感じで。文2.3からも理系の方が法学部行きやすいし。理2の方が女子率が高いのはまぁどうでもいいです。
女子大学とかいうのはよく聞くのに対して、世の中に男子大学というものはあんまり聞いたことがありませんが、男子大学に入りたい人は理1ドイツ語とかに進めばいいと思います。女子0クラスとかザラにあるみたいです。

後期試験はですね、とても悩んだんですが、千葉大の医学部の後期って理III落ちがたくさん受けに来るので難関らしくて、別にそれが怖かったとかではないんですが、「後期試験受ける状況って、要するに前期試験落ちた状況じゃん。理2落ちるヤツが後期千葉は無理だろ」ということで、理2落ちるとは特に思っていませんでしたが、もしもの場合に後期試験を受けるということを考えると、山梨の医学部にしました。山梨は去年受けるのが嫌すぎて家で暴れて拒絶した大学です。なんで好きな女の子もいないのに山奥でキャンパスライフを送らなきゃいけないのか。

ここで山梨の医学部について語ると、あそこは前期試験に募集をしておらず、別に興味もないので数値はテキトーですが、後期で90人だか知りませんがそれぐらい多くの募集をします。ほかの大学は後期で10-20ぐらいしか募集してないので、それを考えると多く、1800人ぐらい出願します。といっても、実際に受けるのは300人ぐらいじゃなかったでしたっけ、知らんけど。
後期しかやってないので偏差値だけは前期千葉ぐらいには高いんですが、二次試験の試験問題がなんと理科と数学しかないので、僕みたいな言語ガイジにはとても相性がいいです。センター死んだら医学部は前期は東北、後期は山梨ぐらいしか受けられません。といってもそれでも足切りは普通にありますけど。

仮に後期試験が前期の先にあったなら、後期千葉を受けていましたが、前期の後ろに後期があって、だからこそ後期はむずかしいんです。みんな必死ですから。まぁ強い人たちが前期で受かって消えてくれてるのは楽ですね。

他に周りの浪人生が後期にどんな所を受けていたのかというと、だいたいこんな感じです

①東京医科歯科大医学
→センターゲーなので860-870/900ぐらいあれば受かると言われてますが、小論のプロだともう少し低くても受かります。といっても社会が含まれないとかの独特の計算方法なので注意してください。学術試験はなく、面接と小論文になります。
今年から枠が15→10になったのでボーダーは上がってます。知らんけど。

②一橋大経済(?知らん)
→理系でも受けられるので人気です。前期東大マンはここが多かったかな。でも800/900とかないと足切られます。文系とまとめて受けるので、数3がたしかあるとかないとかで理系に有利なんですかね、知らんけど。

千葉大医学
→昔とちがって、去年から学術試験が入りました。そのため去年は志願者が少なく、今年は増えていました。センターが死んでて(といっても、足切りは800前後あります)、医科歯科後期受けられないプロとかが受けるので難しいです。知らんけど。


〜私立医学編〜

私立医学部は受験時期がはやいので、浪人生が圧倒的に有利で(現役生は理科が完成していない)(しかしこれは罠で、別に僕も完成していない)、その分浪人生差別がひどいらしいです。僕は去年私立とか行くつもりがなくて今年が初めてだったので、実質現役生!wとか思ったんですけど、そんな配慮はしていません。

東大は浪人生が3割とかだったような気がしますが、医学部は全体で平均して6割以上ぐらいが浪人生なんで(知らんけど)、面接する教授もどうせ浪人だったんだから優しくしてくれよ。(昔は別に医学部そんな人気なかったので、そんな試験難しくなさそうだし、偏差値も低かったです)とは思うんですが、例えば慶医とかだと、浪人の回数×10点分ボーダーが上がるとか言われていますし、慈恵とか上位の私立医学部だと二浪を超えるとほとんど受かりません。医者って定年ないから数年ぐらい良くね?とは思うんですけど。

言うのを忘れていましたが、うちの家は一人っ子ではないですし、他の一般家庭と比べたらそりゃお金はありますけど、結局はサラリーマンなんで、家は額面で年1000ぐらいです。家のローンも残っているし、私立医学部はちょっと渋い。てか私立医学部行ってるやつら頭おかしいんですよ、親がそんだけお金持ってるんだったら一生働かなくていいとも思うんですけどね。
当然現役の時は全く興味が無かったので、私立の医学部なんて全く知りませんでした。
親は慶應の医学部なら金払うけど他は自分で払えとのことでした。

基本的に偏差値が低いほど学費が高く、高いほど学費が低いです。低いところと言っても、一番安い(去年とかに出来た)国際医療福祉大が1910万、次に順天堂大が2080万、慶應義塾大が2176万、日本医科大が2200万(今年500万円安くなった)、慈恵医科大が2284万〜と続いて、川崎医科大は4727万です。
これにプラスで同窓会費だとか寄付金とかで消えていくのでほんとにいい商売ですよね。

一方で国立だったら、一律で350万だかそこらへんなので、国立に行ける人は国立に行きましょう。といっても結局地方に行ったら一人暮らしの費用がかかるのと、ほとんどその地方で一生を過ごす(というか東京に戻ってくるのは難しい)ということを踏まえて受けてください。

どちらにしろ、僕は理IIIか医科歯科を受けるほど勉強してませんでしたし、地方に行ったり私立に高いお金を払ったりしてまで医師免許というものには全く惹かれませんでした。

私立医学部というのは、受かって行かなくても入学金で100とか150とか200万とか持っていかれるので僕みたいな庶民には雲の上です。お金持ちの人が行っておけばいいなって感じで。

しかし、なんか世の中には、お金が無くても僕みたいに向学心があって医師になることに強い情熱を持っている人(大嘘)を救うシステムというものがありまして、いわゆる奨学金のシステムがあります。

新潟だったら新潟で将来働いたら毎月10万円だか20万円あげるよ、とかあるんですけど、東京都はすごいお金持ちなので私立の学費全額と毎月10万円の生活費が貰える。みたいなシステムがありました。現役の時は知りませんでした。

こうすると、学費タダな上に720万円もらえるので、国立の東京の医学部に通うより1000万円以上、地方の医学部に通うより1500万円以上、私立の東京の医学部に通うより3000万ぐらい安くなります。いいシステムですね。受験日程順に、杏林で10人、順天で10人、慈恵で5人です。

でもタダほど怖いものは無い。とのことで、卒業後9年間は東京都で、救急、周産期、小児科、へき地の4領域のどこかで、本人が志望する都立病院で働かなければいけません。医者やるなら、外科か救急がいいなぁと思っていたので、僕の場合は問題なかったんですが、開業医の息子さんとかで行きたい科が決まってたり、都立病院で働きたくない人にとっては厳しいかもしれません。
僕は元々都立多摩総合医療センターが大好きなので、都立病院が良かったんですけど。

それと倍率がクソ高いということです。私立医学部って100人の枠に2000人とか割と20倍とかに簡単になりますが、実際は補欠が結構回るので10倍を切ります。でもこの枠は補欠がないので、たとえば僕は順天受けましたが、10人の枠に例年倍率15倍ぐらい受けます。

そして一番の問題が
「「受かったら入学しなければならず、国立に進学できなくなる」」
というところです。

はぁ、正直今年はあんま医学部受けるつもり無かったんですけど、というか私立医学部ってだいたい受験料6万円で、たくさん受ける人だと60万とかぶっ飛ばすんで成金羨ましいなぁと思ってたんですけど、私立のいいところって、別に落ちても受験料が消えるだけのリスクしかないんですよ。前期試験は何回も受けられませんが、私立は何回も受けられます。

まぁ、受けて損はしないだろうということで、順天と慈恵の都枠を受けました。人で選ぶマンなので、知り合いを聞いたことがない杏林は怖いので受けませんでした。
順天は一般の枠と別で6万ずつとられるので一般の方は出しませんでしたが、慈恵は6万円でもし都枠の方落ちても一般の方で拾ってくれるので2枠受けられます。優しい。

でも正直、みんながいってるからという安直かつ切実な理由で東大にしようとおもっていたので、受かったら通わなきゃ行けないこれらの制度を利用するかは迷いました。
まぁ一次試験受かってから考えるかということでとりあえず申し込みました。

他には日本医科大学に出願しました。これはなんか締切日であるセンター試験の次の日に出願しました。なんで受けたのかというとよく分かりません。私立医学部といっても、医者になるんだったら給料が高いからすぐ返せるから、浪人を重ねるぐらいなら進学したことがいい的なことをどっかの講演会で聞かされてたからでしょうか。この理由は後で書きます。

〜私立編〜

私立の学費は、文系だったら年80ぐらいで国立とあんまり変わりませんが、理系だったら130ぐらいで、ほとんど院進するので6年通うとなると結構な額になります。僕は明らかにサラリーマンが向いていないし、就活もどうやらめんどくさそう。ならあと数百万足して差分は将来いくらでも返すから私立医学部に行くのもアリかなぁと思い浮かべました。(さっきの理由、完)

僕は全く理系の職業に興味が湧きませんでした。中高で敵わないなぁと思った人達を見てきたので、研究でも勝てる気がしないし、開発でも勝てる気がしなかったというのがあります。
ならテキトーに文系の学部に入って資格でも取るかと思ってました。

そんなこんなで志望順は

東大>>(友達の壁)>>慈恵都枠>順天都枠>(医師免許の壁)>早稲田政経>>慶應経済>>>>(学費の壁)>>>日医>>慶應理工>(東京の壁)>>>>山梨医

みたいな感じになってました。慶應経済は理系で受けられますし(英数小論)、早稲田政経も英数国で受けられますが、早稲田政経は一般で受けると前期試験の一週間前なのでやめました。あとセンター利用で830/900とかだと早稲田政経はうかりますが(正確には独自の換算で800満点なので受けたい人は自分で調べてください)、微妙に足りなくて、センターの勉強しとけばよかったかなぁとちょっと思いました。ちょっとだけね。まぁ僕は自分の選択で起きたことを終わったあとにどうこういうのが嫌いすぎて嫌い(語彙力オワオワリ)なのでそんなこと気にしないんですけど。

あとなんで慶應医学部受けなかったのかというと、単純に前期試験の一週間前だからです。あと、慶医は結構クセのある問題をだすので、対策がめんどくさかったのと、結局のところ、過去問解くのがダルかったからです。

センター試験でさえ過去問解かなかったのに、受ける私立の過去問解く気力とか湧くわけがないのです。

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ここまで長々と書いてきました、が、去年は国立しか受けてないので非常に楽でした。国立しか受けないと、まず受験料が今年より25万ぐらい浮いてるのと、あとセンター試験から二次試験まで1ヶ月することがなくなって暇になります。

生活リズムは、1日休日だった時点で昼まで寝ちゃうので6時間ズレます。

試験とか模試のたびに強引にセルフ時差ボケをしてしまうので、普通にめんどくさいです。

後輩は現役の時は東大単願でいいと思いますし、そういう人はかなり多いです。
というのも単願の方が背水の陣という感じで、第一志望に合格する確率は高まるからです。

浪人した後の滑り止めも、基本的に一つで十分なんですが、浪人すればわかります、二浪したく無さすぎて、直前期めっちゃチキりはじめて、私立をたくさん受けてしまいます。

1月30日に自分が、何パーセントでどこに受かって、何パーセントでどこに進学するかをテキトーにガバガバに概算した記録が残っています。

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そこによると、順天(都枠)30%、慈恵(都枠)14%、東大45%、山梨医9%、その他

という感じになりました。結果論からいうと、30%のところを引いて2/3に受験が終わった訳ですが、それよりも大きな可能性で東大生になっている未来があったのかと思うと、そういう世界線をちょっとイメージしてしんみりします。