浪人失格

恥の多い生涯を送ってきました。徒然なるままに日々の考えを記録していきたいと思います。

遅刻するなら後ろから2番目

僕が苦手なものに集合時間に間に合わせることが挙げられます、しかし、高校の同期とは心が繋がりあっているので、この前は9:00池袋集合ねという約束に11:40分に行きましたが、お互いに待った時間は10分ぐらいでした。

なんなら、昔友達と「明日朝9時に御茶ノ水ね」と言った5分後に、「よく考えたらあいつ絶対起きねぇな」と思って無連絡で昼まで寝ていたことがあります。
昼になって、一応申し訳なさそうなフリをして「あー行くつもりだったのに、絶起した!w」と連絡を入れると、相手も昼まで寝ていました。

今年陸上部でラウンドワンにいったときも、9人中間に合ったのは1人だけ。

全員が集合下手すぎて逆に集合が上手いという。全員が遅れる世界であるなら、遅刻はなんら問題がない。むしろ時間通りに行くやつが輪を乱してると言えるのではないでしょうか。

だってね、9人中1人が集合時間通りに行ったせいで、残り8人はその1人に申し訳なさを感じなければいけない。

まったく、時間を守る奴は周りの迷惑をもうちょっと考えてほしいよね。

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時間に間に合う奴が時間に間に合わせるのは「当たり前」のことでしょう。そして、時間に間に合う奴が遅刻した場合「クズ」でしょう。許せません。
でも一方で、遅刻する奴が遅刻するのも「当たり前」であって、遅刻する奴がたまに時間を守ったらそれは「偉い」んです。そういうレベチな存在。

世の中の人間にはそんな簡単なことがわからない。時間を守ることに躍起になって、結局時間に操られていることに気付かない哀れなマリオネット。結局時間を守らない奴ほど自由。人類の歴史が「自由の獲得」というものに向かって進んでいると考えるならば、時間を守らない人のほうが人類として進化していると言えるのではないでしょうか。

僕は、むしろ遅刻しない人達の社会というものは、かなり盲目的で未発達な社会であるとさえ思います。

中学3年生のときに、筑波大学訪問の折で、ゲーム理論なるものを少々知りました。みなさんは「囚人のジレンマ」というものをご存知でしょうか。囚人二人を捕まえて司法取引をもちかけ

・二人とも自白しなければ、証拠不十分で二人とも2年懲役
・片方自白したら、自白した方は釈放し、もう1人は10年懲役
・二人とも自白したら二人とも5年懲役

というルールのもとで考えると、Bが裏切った場合も、Bが裏切らなかった場合も、Aは裏切った方が自分の懲役が短くなるため、裏切るのが最適解になります。
Bでも同じことが言えるため、結局二人とも裏切ることになるという運命です。


寝ブッチだってそうです

・二人とも起床したら、眠いけど二人とも待たない
・一人絶起したら、絶起した方は気持ちいいし待たないけど、起床した方は眠い上に待たされる
・二人とも絶起したら、二人とも気持ちいいけどスケジュールが遅れる

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つまり、正常な思考をした人であったら、絶起した方が「得」なんだから、絶起するし、結局みんなが絶起するところに均衡がうつっていくわけなんですよね。

だから、結局僕や僕の周りの人々はみんな論理的で理知的だからこそお互いに堂々と寝坊して集合に遅れていくわけです。
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閑話休題

僕がどれほど説明しようが、世の中には話の通じない自分勝手な時間守るパンクチュアルマンが幅を聞かせています。
お前が時間を守るからってほかの人にもそれを要求するなよと殴りかかりたい気持ちを抑えて、そういう、時間に間に合うように神様に設計されたズル人間達とどう付き合っていけばいいのでしょうか?

 

この前3月にディズニーに言った時の話なんですが、たしか僕は自分で決めた集合時間に20分遅れて行きました。
自分で開園凸しようと言っていたのに、遅刻。さぁヤバいと思っていたら、ほかの人が25分ぐらい遅れてきました。そうすると、この集団は20分遅れではなく25分遅れの集団になる。

要するに、僕が時間通りに行こうが、行かまいが、この集団は25分遅れの出発なのです。
そうだとすると、僕は定刻通りに行こうが、24分遅れで行こうが、集団としての出発時刻は変わりません。

そうです、遅刻するなら、後ろから2番目を目指しましょう。

 

11回死んだ男〜ダンスのペア作り研究・部屋会編〜

なんで続きをしばらく書いていなかったのかと言うと、その後ダンペアが出来てしまったので、その状態で書くとなんか周りに対してアレかなぁと思ってたからです。

でもなんか友達から続きを書いてと言われたので、読みたい人だけ読んでください。

結果から言うと、12人目でダンペアが成立して、寮祭のちょっと前に婚約しました。

ちょっと頭おかしいでしょ?この頭のおかしさがすごい好きなんです。

今日は6/5。僕の誕生日は6/6なんですよね。
去年は浪人生だったわけで、18歳最後の日に僕は何をしていたかというと、朝の電車の新宿方面に乗っていたんですが、唐突に山に登りたくなって、高尾方面に飛び乗り、高尾山に登りました。(http://kusomaguroman.hatenablog.com/entry/2017/06/07/212329)

しかしその1年後、20歳の誕生日を控えた、10代最後の日に僕は電車に揺られて指輪を買いに行っています。

人生何が起きるかわからんなぁという感じで、これからも人生で色んなことが起きるかもしれないけども、僕はその全てを愛したいし、一緒に生きていける人を見つけられてとても幸せです。

結婚については、大変難しい問題ですが、武者小路実篤の友情の序文を載せておきましょう。

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今回は第3章なので、読んでない人は第1章から読み直してください(http://kusomaguroman.hatenablog.com/entry/2018/04/25/153809)。


さて、4月半ばとなると、もう1月以上前の話ですね。入学してからは忙しくて時間が過ぎるのがあっという間でした。

この頃は寮祭死んでくれ以外の感情が無くて、友達の家に行ったら、家主がフレデリック信者なのでよく「オドループ」がたれながされており、「踊ってない夜を知らない、踊ってない夜が気に入らない」と友達が歌う度に急に殴りかかりたくなる感情にかられていました。

麻雀をしている時に、僕が勝ってて調子に乗ると、すぐ友達は「でもお前ダンペアいないじゃん」と言ってきました。僕は萎えた。

だいたいね、自分の幸福の基準を他人に依拠してるやつは雑魚。ダンペアがいようがいまいが俺は幸福、あむんとあい?

付加疑問文でamn't I?って使ったことねぇなと思ってGoogle先輩に聞いたらaren't I?らしいですね。意味不明。
Iといったらam。その神話は受験後にようやく崩れ落ちた。これから一体僕は何を信じたらいいんだ。
まぁいいじゃん。僕は中1の時にGoogleのことを「ゴーグル」って呼んでたんだから成長してるじゃん。Steadily improving😎

 

最初の部屋会がありました。例の最初に断られた次の日だったので、髪の毛は真っ白でした。
入学してすぐなので、当然奇異の視線を浴びる訳ですが、そんなことはどうでも良かった。

でも、部屋会の前には色を落としておくべきだったと思います。

最初の部屋会ってなにやったっけ。手つなぎサッカーと、なんか動物狩るやつみたいな?
動物狩るやつの正式な名前は知らないんですけど、たとえば「ライオン」と言われたら男女4人ですぐに集まって座ってチーム作るみたいな。

余った場合は前で自己紹介とか一発芸をさせられるわけで、僕も1回余った時があってそのときみんなの前で自己紹介しましたが髪の毛と話す内容もあいまって完全にヤバい奴だと思われたのか、くっそシラけて草って思いました。もし、この場所に今のフィアンセがいたとしたらその人はきっと喜んで話しかけてきてくれただろうに。

自己紹介の後にたしかその時は八文字だったので8人ペアとかのところに混ぜてもらったんですが、そこで部屋員に

「ここでお願いすればポメダ、ダンペアできるよ」と言われて

なんかやりたくなかったけど、やらなかったらやらなかったで場がしらけるし

僕は土下座で一人の人に「ダンペアになってください」頼みましたが、笑って断られました。
そこから流れ作業で四人ぐらいに続けて土下座したら断られました。

下手に出てたら調子に乗りやがって、お前が病院運ばれてきても絶対治療してやんねぇから。

ってその時は思ったんですが、もはやそれが誰だったのかすら覚えていないし、スポ科なのか医学だったのかも覚えてない。インパクトはあったと思うので、相手は忘れてないでしょうが、僕は忘れました。結局彼らは僕の人生に何も痕跡を残すことは出来ませんでした。その程度の人間に僕の恥を見せたところで、特に何も困ることはありません。

普通の人間はここでメンタルが崩壊するのでしょうが、精神異常者なので困りはしませんでした。
この時代はやっぱり自己肯定力の時代だと思います。自由の名の下で、何をすればいいのかわからない現代社会では自分で決断して生きていかなきゃいけない、しかも大人になると誰からも褒めてもらえなくなるんだから、せめて自分だけは自分の味方でなければならない。
土下座でメンタルが死んだのなら、自分が自分を慰めて、寝れば済む話なんです。

その日はまぁそんな感じでしたが、ダンペア争いは部屋会だけが全てではありません。場外戦闘があります。
あいにく頭が悪くてスマホを持ってくるのを失念していた僕は、LINE連絡先ゲットに失敗していました。

しかし悪知恵が働いて、医学科相手なら学年LINEから追加できるじゃんと思ってその部屋会で知り合った女の子のLINEを追加して話しかけました。

 

引き出しは広い方がいいけど、広すぎるとどこに物を入れたかわからなくなる。

そんなことにも気付かずに、LINEでダンペアを探そうというパンドラの匣に手をつけてしまった。

(第4章 LINE編〜どうも、ポメダ・ダンス・トモキです〜 に続く。)

美術の「び」の字も分からない

今日はなんか上野の美術館と科学博物館に行ってまいりました。上野の美術館に行くのは幼稚園ぶりで、前回行ったのはたしか自分の絵が表彰されて飾られていたからです。東京美術文化協会賞。今は別になんも絵は上手くありませんし、教養も深くありません。

そう、僕は美術に関して門外漢だったんです。西洋美術に関してはそれについての背景常識、つまりキリスト教であったり、神話であったりの知識が必要です。
では果たして門外漢のジャンルに関してはどのように楽しめばいいのでしょうか。それについて今日思いついたことを書いていきます。

 


セパタクローという競技をご存知でしょうか。足でやるバレーみたいな。

セパタクローの楽しめる段階を例えば三段階に分けたとしましょう
①なんも知らない人
②ルールだけ知ってる人
③競技をやっている人

彼ら三者にとって、セパタクローの試合というものの楽しみ方というのは違います

①「はえ~すっげ」
②「なるほど、あそこがこうだからこうなんか」
③「あのテクニックが難しいんよな、なかなかやる」

というような感じです。①の人はせいぜい「すごいなぁ」の感情しか湧きません。だって知らないんだもん。実際にルールを知ったり、やってみたり、その後熟達していったりすることによって鑑賞の方法は深みを増すのではないでしょうか。

僕は美術に関してほとんど知識が無かった。だから今日行っても「はえーすっげ」としか思わなかった。でも僕はそれを恥じているのかというと、全くそんなことは無い。

無知は罪ではないし恥じることでもない。美術館だけではなく、その後国立科学博物館の特別展示の人体展にも行ったのですが、そこで最初に出てくる「汝、自身を知れ」というのは有名なものなんですよね。アポロンを祀っているデルフォイの神殿の入口に刻まれています。この文言にはいろんな解釈があって、ここでは自分自身の体について学べということで人体研究みたいな感じに繋がっていましたが、この神殿の話で有名なのはなんと言ってもソクラテスですよね。話は端折りますがソクラテスは「無知の知」というものを学びます。「汝、自身を知れ」というのは「自分は知らない」ということを知る事だという解釈。
無知の知を知っている時点で、自分がなんでも知っていると思っている人よりも賢いという発想。

まぁそんなこんなで僕も無知を恥じてはいません。


しかしここで罠があって、無知を誇ることであったり、無知のくせに知った振りをしたりすることはいけません。

例えば昨日ですね僕はドヤ顔でサトウマサヤくん(仮名)に

「イヌはネコ科なんだよ」

と言いましたが、疑った彼が調べたら普通にイヌ科でした。これは恥ずかしい。
イヌはネコ目イヌ科なんですが、ネコ目に属してるんだ~面白という微妙な記憶でイキリ散らしてしまいました。反省。


他にはそうですね。無知だからといって試してみないのはなんというかもったいないなと思います。

無知なら無知なりの楽しみ方があるし、それは大切なことだと思います。

セパタクローを見て「はえーすっげ」と思わなければセパタクローを始めようとは思わない。

逆に一番大切な鑑賞の段階というのは無知の時の対処なのではないかと思います。


美術だって同じです。こんな日曜に大勢の人が休日を潰して見に来るんだから、ハマるなりの理由がある。それを見ないでこのまま生きて死ぬのはもったいない。

とりあえず否定から入るオタク

僕の数ある口癖のなかで誰かが
「俺、新垣結衣好きなんだよね〜」
みたいなことを言った時
「でも新垣結衣はお前のこと嫌いだよ」
みたいなものがあります。

つい反射的に言ってしまうので相手によってはヤバいなぁと思ってしまいます。例えばこんな感じ

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どうしてこんな天邪鬼なのか知りませんが、高校生の時女の子と都庁の展望台にデートしに行った時に、女の子が「わぁ〜綺麗」と言った時に僕がなんて言ったと思います?
「クッソ汚ぇな」
じゃあなんでお前ここに連れてきたんだよ。

 

なんか友達がこんなことを言っていた気がします。「オタクは会話を否定から入る」と。
つまり「でも〜」とか「違くね?〜」って感じで入るんですよ。

言われてみれば、オタクかどうかをおいといて、僕の身の回りには斜に構えた人間がとても多くて、否定から入る奴ばっかです。

 

否定から入る奴らが苦手なものとしてグループワークというものが挙げられます。
グループワークというものは「素直」な人間があつまってやったら捗るかもしれませんが、概して僕の知り合いでこの類のことをしたらだいたい何時間かけても全く進みません。

だって考えてください、どんな主張をしたとしても、彼らはとても賢いので欠点ばかり見つけて「でもお前それ〜だよね?」といって文句ばっかりつけてくるんですよ、ホント嫌い(大好き)

結局
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一人の建築家が請け負って作りあげた建物は、何人もの建築家が、もともと別の目的で建てられていた古い壁を生かしながら修復につとめた建物よりも、壮麗で整然としている。
(「方法序説」、著 デカルト、第3部)
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この考えが僕の考えに最も近くて、つまり、京都みたいな計画されて1度に碁盤の目のように設計された街並みと、東京みたいにツケタシてツケタシて作られていった街並みだと前者の方が良いみたいな感じで、いろんな人がゴチャゴチャ自分の意見出しあって構想を練るより、一人に全部任せた方が効率がいいしいいものが出来ると思っています。

仮に意見を出し合うにしても、1なら1、2なら2について話すと時間がかかるから、誰か一人が1-10まで組んできてそれを修正するみたいな方が好きですね。第3者の校閲みたいなのはやっぱり必要ですから。

余談が世界で一番上手いので、話をそらしてしまいましたが、こういう話を否定派オタクにすると、概してこういう感じになります。

 

 

「オタクってとりあえず否定から入るよな」
「でも俺はオタクじゃないよ」
「そういうとこだよ」

 

写真にうつる時にピースをしたくない

昨日、日比谷線をひたすら歩く会をしました。なぜ日比谷線を端から端まで歩く会と呼ばないのかというと、日比谷線は中目黒から北千住までで、中目黒から参加予定でしたが僕は当然のように寝坊したためひとつ先の駅の恵比寿駅からの参加になりました。悲しい。

散歩の感想?楽しいなぁ、終わり。

散歩の内容はどうでもいいんですが、一駅一駅で写真を撮っていこうみたいなことになって、ここでなにかしらのポーズをとろうということになったものの、僕は昔からピースサインをするのがすごい嫌いなんですね。

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何でもかんでも他人と違うことをしていればいいというわけではありませんが、写真を撮るときに安直にピースをするのは無個性の象徴的な。

一方で、みんながピースしてる時に1人だけ中指立てているのは頭がおかしい。調和を乱している。

でもね、考えてみてください、事故で人差し指を失った人はね、ピースしようとしたら中指立てになっちゃうじゃないですか。そういう人の気持ち考えたことあります?

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少なくとも僕はないです。

アスペの国

昨日、夜中に麻雀してたらポメダこんなん書いてたよねみたいなことをサトウマサヤくんに言われて、そういえばこんなこと書いてたなぁと思ったので、せっかく書いたんだからここにでも書き残しておきたいと思います。

 

 去年の12月ぐらいに、なんか長い小説を読むのに飽きていて、ずっと星新一さんのショートショートを読んでいました。

そんな中で東大行った同期に「ポメダなんかアスペを風刺した文章を書いてみてよ」みたいなことを言われて、筆の赴くままに紙に書き殴っていたものを電子化しました。

心なしかショートショートっぽくなっているのは、先述の理由のせいです。

 

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『アスペの国』

僕は生まれながら、みんなが話していることが理解できない。「今日のごはん何?」とお母さんに聞くと、「私はスキーが大好きです」という返事が来て、僕は困った顔をする。

お母さんに限った話じゃなくて、クラスの友達の会話を聞いてみても
「昨日テレビ見た?」
シンガポール行ってみたいな」
「確かに、阿部寛はイケメンだもんね」
「いや、三日前はクリスマスだったよ」
というような会話が続く。これは『会話』と果たして言えるのだろうか。情報が適切に交換されているんだろうか。

昔は僕だってよく周りの人と話そうとした。「今日の天気はどうなのかな」と同級生が言っていたら「天気予報では午後から雨だってさ」だとか、「なんの宿題が出てたっけ」と言っていたら「数学と英語だね」と答えてみたこともある。でもそれを言うたびに相手は「お前何言ってるんだ?」というような、冷めた目で僕を見てきた。

幸い、親戚にお医者さんがいたから、生活に耐えられなくなって診てもらうことにした。
「本日はどういうご要件で来ましたか」
「相手と話が通じないんです」
するとやはり例の冷めた視線を向けてきたあと、にっこり笑って
「おしりかゆいなぁ」
と本人の中では気を利かせたであろう返事をしてくださったのだが、僕には全く理解出来なかった。すれ違って進まない押し問答の中、そのお医者さんは最終的にこんなことをおっしゃった。
アスペルガー症候群ですね」
どうやら僕は病気だったらしい。

自分が病気だということが分かってからは、周りとの付き合いにおいてだいぶ気持ちが楽になった。自分が返事したいこと、というものは世間から見て全く意味の通じないことらしい。チンパンジーの鳴き声とさして変わらないんじゃないだろうか。


リハビリテーションのナースさんが、「本日の調子はいかがですか」と聞いてきたので、僕はつい「なかなか良い方ですよ」と返しそうになったが、それを押しとどめて「これはペンです」と言った。するとナースさんは満足そうな顔をした。話が通じるということはなんて素晴らしいことなんだろうか!僕は感動した。

 

ただ、一つ文句を言わせてもらうとすると「健常者のフリをするのは大変だなぁ」

11回死んだ男〜ダンスのペア作り研究・ワンナウト編〜

「子供は何人欲しい?」
「うーん、野球のチームが組めるぐらい欲しいかな」
「あら、またそんなこと言って(〃∇〃)」

 

11人というのはサッカーチームが作れます。

1つサッカーチームを作っておいても、別にサッカーの試合は出来ないので、もうひとチーム作るべきなのかなぁという話は置いておいて。

噂というものはどんどん盛られていくので、18連敗だとか21連敗だとか言うのを聞いても特に訂正しなかったんですが、この前「お前48連敗ってマジ!?」というのを聞いた時は流石に驚きました。
その時は気付かなかったんですけど、11がサッカーチームじゃんとかいうそういう基準に照らし合わせると、48ってそうね、AKB系列ですね。

KMD48とか立ち上げられちゃうじゃん。それはそれで面白い。

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そもそも、先述の理由でそういうのが嫌いだったので、4月はじめの僕は部屋会とかも全部行かないつもりで、別に告白とかではなくて、ダンス踊るだけ(ダンス踊るだけとは言っていない)なんだから、部屋会の前にさっさと知り合いにお願いした。

そしたら既にその知り合いにはダンスのペアがいた。

あ!w断られちゃった!w

いや、三日前はおらんかったやんか〜い、と虚空にツッコミつつも、まずは1連敗、しっかり堅実に決めてきた。

なんで部屋会まだやってないのにダンペアいるんだ?🤔と思ったが、それはおいといて

久々に虚無になったので、人間の形をした虚無であるところの僕は、髪の毛を白くした。
予備校時代の僕を知っている人なら、9月ぐらいずっと僕の髪が白かったので知っている人もいたかもしれませんが、それをまたやった。

人間が髪の毛の色を変える時の多くは、ポジティブな気分な時だろう。
僕にとって髪を白くする時はそういう気分ではなくて、いわゆる喪服のようなものなのです。

次の日、周りからガン見された。所用があって車で市役所に行く用事があって、後ろの知り合いの女の子に「ポメダくんなんで髪の毛白いの〜?」と聞かれて、理由を話したら、隣の男が手を挙げて「ごめん、たぶんそれ(相手)俺だわ...」と申し訳なさそうに言ってきた。

ええんやで。男側は大変やからな、兄さんの気持ちも分かるで。恨みっこは無し。


女子というのはプロポーズのされ方というものにとても関心があるようで、別にプロポーズではないんですが、どんな頼み方をしたのかというと

「死ぬほどダンスしたいんだけど
ダンスせぇへん?」

ちょっとジワジワくる感じ。
僕が高3の時の口説き文句列伝を知っている人からすると、昔から「なんでこんなこいつふざけた告白みたいなことしまくるの?」と思うかもしれません。例えば

「その中でも〇〇さんはほんとうにどストレートに大好きだ!164㌔!」
「そりゃね!ついでに僕が〇〇さんがどストライクなこともわかってくれ〜わかるまで三振し続けようか?」
「〇〇さん最強だしノーヒットノーランで試合が終わってしまいそうだ……」

みたいな。まぁわかるまで三振し続け終わる前に27アウトで完全試合で負けた訳ですが。
(てか話変わるけどほんとに最近セクハラで騒動になりがちですよね。僕が財務省官僚になった暁には、僕がどんな容疑で失脚するかワイドショーを楽しみに見ていてください。)

 

そうですね、さっきの回答ですが、「なんで原点中心にπ/6回転したような喋り方をするのか?」というと要するに照れ隠しです。

「好きです」とかいうぐらいなら「好きすぎて脱糞しちゃった!w 実質徳川家康!w 誠意が強すぎて征夷大将軍になった!w」という方が、僕にとっては楽なのです。

こうすると、目線は「脱糞」、「徳川家康」に目がいって、「はぁなるほど、三方ヶ原の戦いか、こいつ聡明だな、結婚しよう」と思ってもらえる。とは思っていませんが少なくとも相対的に「好きです」から目が離れる。だから要するに恥ずかしくないという発想。
よく注射を腕に刺される時に、僕はそれ以上の力で右の太ももをつねります。そうすると、右の太ももに注意がいって、注射が比較的気にならなくなるわけです。(といっても、そもそも羞恥心という羞恥心が欠落してる僕にとって、そんなことはどうでもいい訳ですし、周りの目線を気にしながら生きていたら髪を白くしません。)

あとはそうですね、コミュニケーションガイジでいることによって、普通はこんなことを送ったらブロックされてしまうわけであるから、返信してくるのはよっぽどの変人かよっぽどの良い人が選別されるわけで、僕はそのどちらでも普通の人より好きで、選別ができる。
どうせ最初に取り繕ったって2日ぐらいで素性がバレるわけですから、そこで幻滅されるぐらいなら最初からそれで幻滅しない人を探しに行く方が良いわけです。

 


まぁここまでは全部自分側の都合であって、予想とは裏腹にこの結果どうなるかわかりますか?


相手にとって僕の印象は「脱糞」「実質征夷大将軍!w」というものが残るわけです😇

(部屋会編に続く)